最近、自律神経が乱れてしまい様々な症状を伴っている方が多く来院されています。
くじらではそのような時は「はり・きゅう」治療を行います。
鍼灸やマッサージなどの外的刺激は、過緊張状態に陥った自律神経の働きを和らげることが出来ます。さらに、皮膚刺激を通して脳の視床下部にも良い影響を与えて、
ホルモン分泌のバランスを整えることにもつながります。
最近の研究では、「気持ちいい」という快刺激が脳内のβエンドルフィン等の
神経ペプチド(※)の分泌を活性化させ、自律神経の機能を正常化させる働きがあることが分かっています。
鍼やお灸の気持ちの良い治療を受けた後、ふぅっと楽になるのは、治療の気持ちよさがβエンドルフィンを活性化させ、自律神経の働きを効果的に和らげるからなのでしょう。※神経ペプチド:脳内には60種類以上が存在し、自発運動、食運動、体温調節運動、疼痛、睡眠、学習、記憶などその機能は多機能にわたって深く関わっている。
βエンドルフィンはその働きから、「脳内麻薬物質」とも呼ばれている。
自律神経失調症は、肩こり・冷え性・不眠症・下痢・便秘・食欲不振やどの場所が悪いかはっきり分からない「不定愁訴」などの症状を一緒に伴っている場合が多くみられます。
くじらのはりきゅうでは、各患者さんがその時に抱える具体的な症状に合わせて、
様々な対応・治療をしております。
鍼治療で治癒を期待することは症状によっては難しいですが、週に1回でも
コンスタントに通院していただくことによって、数ヵ月後には効果が現れてくるように思われます。
また、より早く、より良好な回復を目指すために、日常生活におけるちょっとした工夫やアドバイスをお伝えすることもあります。
愁訴のない、心地の良い暮らしが出来るようサポートさせていただいております。
はりきゅうの施術でこのような症状が緩和、軽快します。