先日のブログでは、『ぎっくり腰』の時には温めたらダメな事をお伝えしました。

その他にも腰の痛みがひどい時にやってはいけないことが1つあります!!

それは「動かない事」です!

昔は『ギックリ腰』の場合は「2、3日は絶対に安静」というのが主流でしたが、今では「動いた方がいい」というのが主流になりつつあります。

もちろん、痛みが強い動きを繰り返すのは良くないです。

例えば前に屈むと痛いのにその動きを繰り返したり、捻ると痛いのにその動きを繰り返す。

腰

やってはいけないのは、「ずっと同じ姿勢でじっとしておく」事。

痛いからずっと同じ姿勢でいると、筋肉が固まってしまします。

すると今度そこから動き出そうとするときに、痛みがひどくなってる場合が多いです。

なのでソファーにずっと座っていたり、寝る事はやめて下さい!

最低30分に1回は姿勢を変える様にしてください!

また仰向けやうつ伏せは腰にとって最悪の姿勢です。

出来るだけ横向きになって下さい!!

股の間にクッションを挟んだりすると楽に寝れると思います!

寝る姿勢①

もし横向きもきつくて仰向けがいい場合は、膝の下にクッションを入れて膝を曲げましょう!!

仰向け①

就寝をする場合であればしょうがないですが、目が覚めている時はこの姿勢でも30分に1度は身体を動かすようにしてください!!

 

まとめです!

・『ぎっくり腰』でダメなのは「動かない事」!!

・ただし痛みの出る姿勢は避ける

・最低30分に1度は姿勢を変える!!

・就寝するときは「横向き」!

股の間やひざ下にクッションを入れるとより楽になる!!

 

あくまでも自宅で出来る対処法なので、それでも痛みが引かない場合は当院でも施術が出来ます!



寒い季節になると『ぎっくり腰』の患者さんが圧倒的に増えます。

腰

 

今の時期は1日に2人から3人ほど方が『ぎっくり腰』の新患で来られます。

その時に話題に上がるのが

「お風呂に入っても大丈夫ですか?」

という質問です。

そもそも『ぎっくり腰』とは『急性腰痛症』と呼ばれ、筋肉や関節の部分に炎症が起こっています。

炎症が起こっているという事は炎症の5徴候(発赤・熱感・腫脹・疼痛・機能障害)が起こっています。

炎症 5徴候

皆さんは熱が出た時にどうしますか?

おでこやわきの下などを冷やしたりすると思います。

『ぎっくり腰』も一緒でまずは痛みのある部位(患部)を冷やしましょう

温めるのも間違いではありませんが、痛みが増す可能性が高いです。

なので、『ぎっくり腰』の時はお風呂につかる事は避けて下さい

冷やす物も「湿布」では駄目です!!

湿布

湿布には冷やす効果はありません。ひんやり感じるのは湿布に入っている「メントール」の成分によって冷たく感じるだけです!

なので冷やす時はアイスノンや保冷剤などで冷やしましょう!

アイスノン

薄手のタオルなどでくるんで患部に10分~15分ほどです。

長時間冷やし過ぎると「凍傷」になる恐れもあるので気を付けて下さい!

昔は動かず安静にと言っていましたが、今は『ぎっくり腰』でも動いてもらいます!!

その話はまた今度に…。

 

まとめです!

・『ぎっくり腰』は冷やす温めてはダメ!!

・『ぎっくり腰』の時はお風呂につからない!!

温めると悪化する恐れあり!!

・保冷剤やアイスノンで10分から15分!!

 

急な痛みが出た時はこれらの対処をするようにしてください!!



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